顔ヨガで「顔のゆがみ」を治す



手軽にできるマッサージ2

 

次はあごのゆがみの改善です。左右が非対称なあごのゆがみを改善するには3種類のストレッチがあります。

 

まずは、ストレッチです。手のひらを左右のこめかみに当て、そのままで縦に口を大きく開け、それからゆっくり閉じていきます。この口の運動を30回程度おこなってください。これで筋肉をほぐしてあごの関節のゆがみを改善します。

 

もうひとつのストレッチは、鏡を見ながら行います。上の前歯の真ん中と、下の前歯の真ん中をタテに揃え、歯を重ねて口を閉じます。この状態を3秒維持してから口を開けます。この繰り返しを20回行います。

 

そして上半身のストレッチです。実はあごのゆがみと上半身のねじれが関係している事があるのです。上半身のねじれを正せば、あごや顔のゆがみの改善に役立ちます。まずまっすぐ立って腕を軽く組んでください。ちゃんと左右が均等の重心になっているのを意識してください。この体勢で上半身だけを後ろにねじります。左右交互に20~30回繰り返してください。どちらかねじりにくい方があると思うのでこれがポイントです。

 

今度は正面を向いて、腰の部分を側面に曲げます。これも左右交互に20~30回度行います。この方法はヨガの準備運動でも行っています。腕に力を入れないようにして、ゆっくり体をほぐす感じで行ってください。

 

ここまでの軽いストレッチができるようになったら、いよいよ「顔ヨガ」へと移っていきましょう。