顔ヨガで「顔のゆがみ」を治す



手軽にできるマッサージ1

 

表題は「顔ヨガで顔のゆがみを治す」ということですが、最初に手軽にできるマッサージの方から紹介することにしましょう。

 

顔のゆがみ対策のマッサージとストレッチです。手軽なマッサージをするだけでも顔のゆがみは、ある程度改善することができます。いずれにしても地道に継続することが大切です。

 

まずは「頬・頭蓋骨」のゆがみ改善です。最初に「咬筋」をマッサージします。咬筋食べ物を噛む時に使う筋肉です。この咬筋を軟らかくほぐすと、骨になじみ、ゆがみも改善されます。上下の歯を軽く開けて、そのまま唇を閉じます。人差し指~小指は頬骨の下に当てて、丁度頬を覆うようにします。そのままでグッと歯を噛むと盛り上がるのが咬筋です。

 

ここを指の腹で押して、ほぐします。時間は2~3分です。始めは痛みを感じない程度で行いましょう。

 

今度は頬骨の高さを整えるためのマッサージです。「くの字」にした人差し指を、下がっている方の頬骨の下に引っかけます。反対の手は、頬骨が上がっている方の頬骨を固定します。こうして頬骨の下の指を、顔の外側、斜め上方向へ持ち上げます。これをしばらく行います。

 

次は頭蓋骨のゆがみです。頭蓋骨のゆがみは、顔のゆがみにも関係しているのです。まず、側頭部に手のひらを置いて、指を後頭部に添えてください。そこから後ろ側に引っ張るように押します。5秒間を3回行います。あまり強くやり過ぎず、心地よく感じるくらいの力加減で行ってください。